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- 1ヶ月ダイエット【リバウンド対策】
- 不安な「停滞期」は体重キープでOK
誰にでもあるダイエットの「停滞期」
体重が落ちなくなる「停滞期」は、ダイエットをしている人にとっては不安なものです。「順調だと思っていたのに、急に痩せなくなった!」「ダイエットを続ける自信がなくなりそう」。
停滞期が来ると多くの人が戸惑いますが、これは誰にでも必ず訪れます。むしろ、順調にダイエットが進んでいるからこそ、やって来るといってもいいくらいです。体の維持機能であるホメオスタシスとのバランスから来る「停滞期」のメカニズムをおさらいしてみましょう。
体重が落ちなくなる理由
- ダイエット開始…消費カロリー>摂取カロリー
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摂取カロリーを少なくすることで体重が減少し、順調にダイエットが捗る。
- 停滞期…消費カロリー=摂取カロリー
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ホメオスタシスの働きで、基礎代謝がセーブされる。消費カロリーと摂取カロリーのバランスが均等になる。少ないカロリーでも生きていけるように体が調整を始めるため、体重が減らなくなってしまう。
- 体重減少期…消費カロリー>摂取カロリー
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停滞期を経験した体が「このカロリーでも生きていける」と判断すると、ホメオスタシスの働きが落ち着き、再び体重が減少し始める。
ダイエット開始時は摂取カロリーを少なくするだけで体重が減りますが、停滞期に突入するとホメオスタシスの働きで基礎代謝がセーブされます。このため、「摂取カロリーを抑えていても痩せない」という状態に陥ります。しかし、これは一時的なもので、脳が「この程度のカロリーでも大丈夫」と判断すれば再び体重が減り始めます。
停滞期に入って「体重が落ちなくなった、ダイエット失敗だ」と諦めてしまうと、基礎代謝の低下も手伝って一気にリバウンドしてしまいます。「停滞期=ダイエット失敗」というのは間違った考えです。
停滞期は「体重をキープする」と考えよう
停滞期は体が「このカロリーでも十分に生きていけるかどうか?」を判断している時期と言えます。ここでダイエットを諦めてドカ食いをしたり、逆に極端な食事制限をしたりするとかえってリバウンドにつながります。
この時期は「体重を減らす」のではなく「キープする」と考えると良いでしょう。ストレスで体重を増やすことなく、現状維持を心がけて過ごせれば再び減少していきます。「体重を減らすよりは、キープするほうが楽」とリラックスして構え、食事や運動に気をつけてダイエットを続けていけば大丈夫。停滞期を味方につけて頑張りましょう。